Re:お久しぶり☆
ミミです(*^O^*)/元気?私はとっても元気よ♪
もうすぐクリスマスだね。光四郎くんは一緒に過ごす人いるのかな?(笑)
12月に東京に帰ってくるから、絶対ぜーーーったい会おうね!
それじゃ、またメールします。
11月末の寒い日、明日は期末テストだから勉強していたんだけど、
気が乗らないからパソコンに手をやったら、ミミさんからこんなメールが届いていた。
一緒にすごす人なんていない。ミミさんと過ごしたいのに・・・と、
心の中で反論しながら何度も読み返した。
もうすぐ、会えるんだ。
「よぉーしっ」
パソコンを切り、机に向かい、勉強を始めた。
「こうしろうくんっ」
ファーのついたかわいい服を着たミミが、笑顔で立っている。
僕はビックリして、立ち上がった。
「あれ、もうきたんですか!?」
「うんっ、ビックリさせようと思って♪・・・ダメだった?」
「い、いえ。でもくるなら電話してもらえれば皆を呼べたのに。」
「いいの。こうしろうくんと、いたかったの。」
頬を赤く染めながらそんなことを言うミミさんはすごくかわいくて、前あったときより
更にきれいになっていて、戸惑った。
「これから、どうしますか?ツリーでも見に行きましょうか。とってもきれいでしたよ。」
「うん♪」
「寒ーいっ」
外に出たら、雪が降っていて、とても寒かった。ミミさんは手袋をしていなかった。
「どうぞ。」
手袋を差し出すと、
「片方貸して?」
と言ったので、「片方だけでいいんですか?」と言いながら、片方渡した。
すると、ミミさんは片方に手袋をはめ、片方のては・・・僕の手を握った。
「これで二人ともあったかいでしょ?ミミちゃん天才♪」
と、恥ずかしそうに笑った。
大きなツリーの前に着いた。
「きれい!」
ミミさんは叫んで、無邪気な子供みたいにツリーの周りをくるくると廻った。
「きてよかった!」
幸せそうな顔が、印象に残った・・・・・・・。
「・・・しろう、こうしろう!」
――――ん・・・ミミさん・・・じゃなくて、お母さん・・・?
目が覚めると、そこはツリーの前じゃなく、自分の勉強机の上だった。
「ふふ。勉強しながら寝ちゃったのね。机で寝ると、風邪引いちゃうわよ。」
そうか、夢だったんだ。
幸せな夢から覚めてしまったことをさびしく思った。
「まだ、勉強するの?コーヒーおいとくわね。」
「ありがとう」
コーヒーを飲むと、頭がすっきりしてきて、英語の問題を解きながらさっきの夢のことを思い出していた。
あれが夢でよかった、と思った。
なんでかっていうと、あの夢ではミミさんにリードされっぱなしだったから。
次ほんとに会うときは、僕がかっこよくリードしてあげよう。と決意した。
初光ミミ小説!!はじめ他サイトさまで”光ミミ”という文字を拝見したとき、
「ヒカリ×ミミっておかしくない?」とかずっと思ってました。。。笑
この二人すきです★丈ミミとかも!ミミかわいい♪
そして何回小説を書いても微妙な終わり方・・・泣